ダンジョンクリエイターで作ってみたもの。

自由度の低いエディタですが、工夫とこじつけで何とか仲間キャラを同行させることもできます。
『ネイビィブルー』を例にとってみると、

仲間となる秩序の守護者オーダはモンスターエディタで作っていますが、彼女(ツクール4のネイビィブルーで女性龍と判るようになってます…)の設定として攻撃は範囲攻撃・回復・補助(後者二つは特徴づけのためで、戦闘上意味はなし)のみを設定し、あきらめる距離・攻撃できる距離の両方を1に。
追いかけ速度10と設定して、確実に主人公を追いかけ、背後から攻撃するようにしています。
また、仲間の動きの設定は必ず「動かない」以外のタイプにし、ジェネレータの生成数は1に(無限に出てきたって構いませんが…)、仲間モンスターの設置は扉の向こうに。
こうしないと、仲間がついてこなかったり勝手にうろうろしたりします。
で、これだけだと仲間の攻撃で主人公が倒れてしまうので、主人公に仲間の攻撃と同属性の永続防御強化アイテムを拾わせておき(仲間と会う前に一本道の上に宝箱を置いておき、メッセージをつけておくのが最も効果的でしょう)、その属性を仲間の攻撃専用とします。
残るゲーム進行上の問題は後退できないという事。
行き止まりを作らなければいいのですが、基本的に3DダンジョンRPGは迷路ゲームのようなものなのでそれはまずいですよね。
そこで、仲間と出会った時に仲間を倒すためのアイテムを渡しておくわけです。
こうすると、ちょっとしたパズルの要素も加わってくるので、マップ作りの工夫次第では案外面白い作品ができるかもしれません。
この仲間を倒すための武器は専用の属性であった方がいいので、仲間の攻撃専用と仲間を倒す専用の属性、計2つの属性をシステム用として奪われます。

オーダはホーリーウェイブの“魔法”を使った …本当は神法です。まぁ妥協ですよ、ツクール4だってメニュー画面では魔法だもの
※テストプレイ画面のデジカメ画像を合成しています

そして…ここまで作って、あとは設定をどうするかです。
後ろからバンバン攻撃しまくってくるし、倒しても別の階へ行けば復活するし…
仲間は霊的存在とか荒れ狂ってるとか、適当に設定をくっつけちゃって下さい。
ちなみにネイビィブルーのオーダは、守護者の涙を奪われたために盲目という設定になってます。
ツクール4では盲目でも何でもないですけど…
まぁ、ゲームコンストラクションツールなんてのは妥協を楽しむゲームですから。

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『ジェットブラック』&『カーマイン:L1』
初めて作ったゲームシナリオでいきなり主人公が悪のゲームを作りました。
エンディングまで本番やって、例の強制エンディングメッセージが出て慌ててフォロー用メッセージを作ったりしたのもいい思い出。
詰め合わせのDLはこちらからどうぞ!!(7z圧縮16.1kb)

『ネイビィブルー』
このゲームで仲間システムは実用的だろうか、という実験目的で作った上の二つの続編。
説明は上でしてしまったので端折ります。
ネイビィブルーのDLはこちらからどうぞ!!(7z圧縮16.8kb)

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