ある晴れた昼下がり、市場に続く道に連なる町並みの普通の家に一人の男がやってきた。
男はその手に大きな箱を抱えている。
家の住人であるおじいさんとおばあさんは、彼の突然の訪問に戸惑った。
男「こんにちは、オシューリ商事の瓜漬というものですが」
おばあさん「あらまあ、うちに何か御用?」
男「おばあちゃん、今日はとてもお安いパソコンをご紹介しようと思いましてね」
おじいさん「パソコン? そんなものわしらには必要ないでのう」
男「だめですよ。これからはパソコンの時代です!
おじいちゃんやおばあちゃんと同じ世代の人も、パソコンを使いこなしているんですよ」
おばあさん「そうは言ってもねぇ……」
男「大丈夫です。このパソコンは初心者の方でもすぐに使えるように必要なソフトは全てインストール済みですし、ヘルプも充実しています。さらに当社のサポートも万全ですので安心してご使用いただけますよ!」
どうも引き下がる様子はなさそうだ。
おばあさんは、おじいさんに決定を委ねた。
おじいさんは……
1.相手を怒鳴りつけた
2.買うことにした